社労士試験

2年目の挑戦から合格まで

1年目の本試験後

本試験を受験して手ごたえどころか、試験のスタートラインにも立ててなかったことがわかりました。(試験前からです・・・・)。
それでも来年の受験を諦めるということはありませんでした。必ず社労士に受かってやり遂げてみるという気持ちは持っていたと思います。ただ、すぐに勉強再開とはいかず、翌年度の教材選びからという言い訳とともにダラダラ過ごしていたと思います。

2年目の教材選び

1年目は市販テキストで勉強しましたが、2年目は受講を当初から考えていました。ただ通学ではなくオンライン学習で検討を進めました。候補は大原の社労士24とフォーサイトで検討しましたが、最終的に社労士24と直前対策セットで申し込みをしました。

教材選びについては改めて別の記事を書きたいと思いますのでご覧頂けたら嬉しいです。

社労士24の教材が届く

9月の上旬に社労士24の申し込みを行うと、すぐにレクチャー映像が視聴できるようになったと思います。とりあえずは労働基準法から視聴を始めてみました。その後、間もなく労働基準法のテキストとトレーニング問題集が届きました。届いた感想は結構、薄いなというのが印象です。薄さに少し不安もありましたが、とにかく信じて勉強しようという気持ちになりました。

実際のところは

テキストが届いたものの勉強はうまく進みません。勉強習慣自体が作れてなかったのが原因と思います。早く勉強開始しないと安全衛生法のテキストが届いてしまうという焦りもありました。

結局勉強スターとしたのは9月の中旬ぐらいからでした。一週間の勉強時間は10時間ぐらいでした。ちなみに9月の総勉強時間は30時間弱です。

当初の勉強計画

勉強計画をしっかりと作った訳ではありませんが、当初9月から毎月100時間、試験までに1200時間勉強すれば合格できるだろうという見込みで勉強をスタートさせました。実際のところは年内に100時間をクリアできた月はありませんでした。

改めて勉強時間の記事も作成したいと思います。

年金の苦手克服

10月からは社労士24のテキストと並行して、前年度の国民年金、厚生年金のレクチャービデオの視聴と、TAC「みんなが欲しかった社労士の教科書」で国民年金の勉強を開始しました。教科書を読んで「みんなが欲しかった社労士の問題集」を解くことを繰り返しました。理解はできなくても何度も繰り返すうちに、慣れてくる感覚(問題自体を覚えてくる)がありました。手ごたえはなくても、とにかく続けることがよかったと思います。

年金の勉強を優先したこともあり、社労士24の学習はだいぶ遅れたと思います。10月に労働安全衛生法、11月に労災法、12月に雇用保険と徴収法という感じです。勉強の遅れには不安がありましたが、年金科目を何とかすることで、年明けの社労士24テキストにスムーズに入れるという思いで進めていました。

年内の学習状況

年内は労働基準法、国民年金、厚生年金、安衛法、労災、雇用保険まで一通り勉強しました。国民年金、厚生年金はTACの問題集を3回転ほどしたと思います。年末には年金への自信が少し出てきたと思います。

勝負の年

年が明けて徴収法から始めました。内容自体はスムーズに入ってきた感じがしましたが、記憶しないとどうにもならないと感じました。(全部の科目でおなじですが)

1月の中旬から労働一般常識を一周しましたが、まったく手ごたえがありません。内容が多すぎて、何が何だか分からなくなる感じでした。考えても仕方ないので次に進むことにしました。

1月になって月の勉強時間が初めて100時間を超えて嬉しかったのを覚えています。週の勉強時間は25時間を目標にしていました。

社会保険科目の勉強開始

社労士24で社会保険科目の勉強を開始したのが2月に入ってからでした。2月から健康保険法を開始しました。健康保険法の印象はとにかく内容が多い、テキストが厚い、時間がかかるということです。3月に入るぐらいまで健康保険をやっていたと思います。健康保険法は特に暗記する内容も多くてこずった気がします。日雇特例被保険者と雇用保険の日雇い労働者の内容がごちゃごちゃになったりして、混乱が多かったと思います。

3月の後半から国民年金に取り掛かりました。TACの教科書で多少やり込んだつもりがあったので、不安はあまり無かったです。ただ、所見の問題や論点には、やはり手こずったのを覚えています。それでも、初めて年金に取り組んだ時より、数段スムーズに終えることができました。

4月の上旬には厚生年金を開始しました。厚生年金もスムーズに進めることができたと思います。やはり年内に年金をしっかりと学習した効果が出たのだと思いました。逆に所見で3月、4月に年金の勉強を開始していたら恐らく合格は難しかったと思います。理解が進まないのはもちろん、気持ちが折れてしまった可能性が高かったと感じています。

4月の下旬は社会保険一般常識を開始しました。科目ごとの内容はそれほど多くはないですが、科目数自体が多く手を焼いたのを覚えています。特に最後の確定給付、確定拠出年金法を理解できたのは6月の模試シーズンになってからでした。

周回学習の開始

GWが終わりついに、各科目の復習に取り掛かりました。(それまでにも復習は少しは行っていましたが、初めの勉強開始から時間がたってしまい復讐の効果が薄かったと思います。)。理想は復習の間隔が1か月以内であればかなり効果があるという印象です。

インターネットの世界では周回学習(全教科の復習)の勉強時間が1週間とか2週間といった書き込みがありましたが、私にはとてもそんな短時間で終えることはできませんでした。

模試の受験

模試は大原の公開模試Ⅰ、公開模試ⅡとTACの中間模試、公開模試の計4回受験しました。
TACの中間模試が45点(順位は確認中)、公開模試が39点(順位は確認中)、大原の公開模試Ⅰが53点(400位くらい)、大原の公開模試Ⅱが55点(250位くらい)だったと思います。

一番最初に受けたTAC中間模試である程度の手ごたえを得られたのが、その後の勉強にも良い影響を与えたと考えています。

6月以降も周回学習を続けていました。統計、白書対策は7月に入ってから本格的に始めました。7月の中旬からは毎日、目的条文の暗記も始め選択対策の一環としました。

直前期

8月の中旬までに周回学習を終え、最終的にはトレーニング問題集を全教科6回転して試験前の一週間に臨みました。試験の直前期は試験のプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、勉強を続けていました。最後の一週間はテキスト読みのみを行って本試験に臨みました。途中、諦めそうな気持が何度も出てきて、とても辛い一週間となったと思います。

本試験

昨年に本試験を体験していたことで、程よい緊張感で臨めたと思います。午前中の選択式は、何とか乗り切ったかなという感想でした。試験中に完全に駄目だという感じではなかったです。

午後の択一式は、試験開始と同時に物凄い緊張感に襲われてしまいました。問題文が頭に入ってこない感じです。急遽、健康保険法から始めたのを、途中で国民年金に切り替えて対応しました。たまたま、国民年金が解きやすかったため、平常心を取り戻すことができたのではないかと思います。

自己採点

会場から戻る電車の中で選択式の自己採点を行い、基準点を超えていることが確認できました。その後、本来降りる駅を通り越し、電車の中で大原の解答速報のツイートを確認していました。途中何度も駄目だと思いながらも、最後に国民年金10問の解答がツイートされ合格点をとれたことが確認できました。何とも言えない気持ちになったのを覚えています。

勉強時間

2年目の勉強時間は1200時間ぐらいだと思います。1月以降はコンスタントに月間100時間以上の勉強をすることができました。
直前期は150時間程度を目標に勉強していました。

私の間隔では600時間から700時間ぐらい勉強したところで、多少理解が進んだなと感じることができたと思います。勉強開始のころに分からないとかは気にしなくて大丈夫です。結局、一定程度の勉強量を確保できないと、理解は進まないのだと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございます。脈絡もなく合格までの流れを書かせていただきました。
今後、細かい中身や勉強法などについてもブログを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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